
はじめに、おばんざいって何?ってなりません?
おばんざいとは、京都の一般家庭で作られるお惣菜、おかずのことです。(ただし、一般家庭でおばんさいという言葉が使われることはほとんどありません。)
「卯sagiの一歩」はオーナーさんの気持ちが溢れた隠れ家的町家
おばんざいカフェ「卯sagiの一歩」さんは、ざっくり言うと平安神宮の南側の入り込んだ道の、京都らしい雰囲気の民家の一角にあります。
小さな看板が出ています。
場所を確認しておかないと、通り過ぎてしまうほど周りのお宅に溶け込んでいます。
(歴史的風致形成建造物のお宅がある通りの並びに「卯sagiの一歩」さんがあります。)
それもそのはず。
「卯sagiの一歩」さんは、オーナーさんの築90年経つ町家のご実家を改装されて、おばんざいカフェ「卯sagiの一歩」さんを開店させたそうです。「長年の夢だった」とHPに書いてありました。
築90年の町家のご実家を耐震の強化などしておかないと、この町家を後世に残していけない、というお考えもあったとのことです。
なるほど。味わいある木の引き戸の扉をあけ、中に入ると、なんとも暖かい雰囲気が漂っていました。まったり、ほっこり。オーナーさんに気持ちが溢れているようでした。
「卯sagiの一歩」のおばんざいは一つ一つに手がこんでいた
こちらはチキンカツ卵とじ+鶏ハムサラダのおばんざい定食:1,600円
茄子はさみ揚げおばんざい定食:1,430円
おばんざい定食にはデザートに豆乳プリンが付いてきます。
どちらの定食も京都らしい優しいお味。優しくもしっかりと素材の味が活かされていて、どれだけでもいただけそうでした。にんじんの和え物が特に美味しかったです。茄子のはさみ揚げの鰹節が凄く良い味を出していて、もっといっぱい食べたい!となりました。
あと、お茶が美味。このお茶はなんの種類かと訪ねましたら「番茶です」とのこと。燻したような、なんとも素朴な良い香りで、やみつきになりそうなくらい美味しかったです。
お値段もお財布に優しく、お腹も充分に満たされました(^^)
「卯sagiの一歩」さんのメニュー
ごはん
お味噌汁
お漬物
豆乳プリン付き
【ドリンクセット(+210円)】
食前酒として
柚子酒・柚子レモン・梅酒
ソフトドリンク
ウーロイン茶・コーラ・リンゴジュース
リンゴ酢・レモン酢
【メイン料理5種類】
①肉豆腐+茄子はさみ揚げ+鶏ハム+チキンカツの四種盛り合わせ:1,750円
②チキンカツ卵とじ+鶏ハムサラダ:1,600円
③鶏ハム+おからコロッケ:1,500円
④豆腐ハンバーグ:1,430円
⑤茄子はさみ揚げ:1,430円
「卯sagiの一歩」さんの雰囲気
味のある引き戸の木の扉をくぐると、こじんまりと京都らしいほっこりとした空間が広がっていました。履物を脱いであがります。
昭和チックな照明もレトロな雰囲気を出しています。
小さな中庭もあり、心落ち着く空間です。
外人さんがぽっこりしてはりました。
右側に階段が見えますが、2階はイベント・レンタルスペースになっているそうです。
「卯sagiの一歩」を勇気を出して開店させたオーナーさんの思いを形にしたもので、何か始めたいけど、どうしたらいいのか、それを実現するには何をしたらいいのか、など夢を一緒に叶えていくためのスペースとなっています。
夢があって、一歩踏み出したいけど・・・誰かが背中を押してくれたら・・・というような夢を追う方にピッタリな空間ですね。
入り口付近には、ハンドメイドの可愛らしい「開運アクセサリー」や、写真には写っていませんが、手作りクッキーなども販売されていました。
平日のお昼少し過ぎた時間に出向きましたが、お客さんもぼちぼちいてはりました。食事をしている間も、お客さんは絶えず来られていました。人気のあるお店です。
「卯sagiの一歩」さんの住所や営業時間
住所
京都市左京区岡崎円勝寺町91-23
電話番号
075-771-4098(卯sagiの一歩 2F mサロン)
11:00~17:00 売り切れ次第終了。
※17時以降は8名様以上の予約のみの営業のようです。
定休日
水曜(祝祭日は営業)振り替え、臨時休業あります。
貸し切りあり
「卯sagiの一歩」さんへのアクセス
電車
・地下鉄東西線東山1番より徒歩約5分 神宮道バス停より徒歩1分
「卯sagiの一歩」さんの駐車場
専用駐車場はありません。
近辺に、コインパーキングや500台ほど駐車できる岡崎公園駐車場など、たくさんあるので、困らないと思います。
ちなみに、この日は岡崎公園駐車場に停め、700円の駐車料金でした。(食事の間だけ停めただけ)
平安神宮周辺で、京都らしさを感じながらおばんざいを食したい方におすすめの「卯sagiの一歩」さんをご紹介しました^^

では、またね。see ya٩( ᐛ )و
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